登 山 vol.5

2010.12/19(日) 天気:晴れ
 古賀志山登山をしてきました。
 今回の行程は、早朝発車で森林公園Pまで入り、〜細野ダム〜中尾根〜古賀志山〜御岳山〜男滝明神入口〜森林公園Pまでの1日溯行です。

 中尾根より古賀志山を望む。天気は快晴無風で気持ちが良い。所々に岩場があり飽きない尾根歩きである。
 東陵見晴台より望む。遠くに筑波連山が見える。前に歩いた稜線がとても長い。よく歩いたものと我ながら関心する。

 古賀志山▲583m山頂にてスナップ写真を撮る。これより御岳山を登り、不動の滝(岩ゲレンデ)を見学して帰ることにする。

 

2010.11/13(土)〜14(日) 天気:曇り→晴れ、曇り→晴れ
 苗場山・巻機山登山をしてきました。
 今回の登山行程は、早朝発車で和田小屋Pまで入り、〜下の芝〜神楽ヶ峰〜雷清水〜苗場山〜往路戻る、車で移動し、巻機山桜坂P(泊)
 〜焼松〜展望台〜七合目〜前巻機山〜巻機山避難小屋〜巻機山〜往路戻るの1泊2日です。

 微妙な天気予報だったが、今日は晴れるようなので登山実施することにした。ガスの中歩き始めるが、まずまずの天気だ!谷川岳方面は雲海の中である。

 神楽ヶ峰▲2,029.6mより苗場山を望む。大きく立派な山頂である。北斜面の登山道は雪がある。回りの木々には霧氷がたくさんついており光に反射して美しい。

 最後の登りは雪の斜面になる。振り返ると神楽ヶ峰からの道がよく見え、登ろうと計画していた棒沢の渓谷が見える。やはり沢の最後は薮漕ぎのようである。

 最後の急登を登りきると、眼前に一面の高層湿原があらわれる。冬枯れしているが、それでも十分美しい草原である。
 山頂に向かってなだらかな草原の木道を行く。地塘の氷にどこまで乗れるかためすが、私の体重では無理のようである。
 苗場山▲2,145.3m山頂です。いつものポーズで記念撮影をすます。風が冷たいので、小屋の陰で湯を沸かし食事にする。
 高層湿原と谷川の山々をバックに記念撮影。また夏のお花の時期に来てみたいものです。さぞかし緑が綺麗であろう。
 雷清水の水場です。凍っていますが水は流れてました。なかなか美味い水ですので、ご賞味くださいませ。
 カッサダムが見えてきました。右手には“みつまたかぐらスキー場”が見えます。次回は山スキーかな!ここからはどこでも滑れそうです。
 昨日はもちろん熱燗とおでんで大宴会。冷込まなかったので雨を心配したが晴れ〜!(^_^)v ガシガシ登る。焼松(五合目)から見た米子沢です。 
 展望台(六合目)から見た天狗岩です。ヌクビ沢を登る計画だったが、沢は凍っているだろうと井戸尾根コースにしたのは正しかったと思う。
 八合目あたりからアイゼンを付けて登る。急登を登りきると割引岳と巻機山・牛ヶ岳が見えます。もうすぐ前巻機山かな!
 前巻機山▲1,861mです。足下はすっかり雪で、これよりスパッツを付ける。でも標識に“ニセ巻機山”は無いような気がするが・・・。(^_^;

 巻機山避難小屋の到着です。こじんまりした山小屋で中はとても綺麗です。今度は泊まりのスキー山行に来たいものです。

 巻機山▲1,967mです。東の方が少し高いかなと思っていたのですが、後で調べると最高点は10分先とのこと。ま!よくあることです。

 八海山・越後駒ヶ岳などが良く見えます。越後駒はうんざりするぐらい稜線が長かったな〜っ。と昔の登山を思い出しました。

 しばし景色を堪能したあと下山する。谷川の山々が良く見えますが、手前の越後のマッターホルンこと“大源太山”が気になります。

 桜坂Pに到着です。今回の山旅もこれで終わりですが、締めの温泉&ご当地美味いものが待っています!レッツ・ゴー!です。

 

2010.10/22(金)〜26(火) 天気:晴れ、曇り→雨、豪雨、豪雨、晴れ
 久住山・祖母山・阿蘇山・霧島山登山(九州遠征)をしてきました。
 今回の登山行程は、羽田空港より福岡空港へ、車で移動し建築士会全国大会(佐賀)参加し福岡戻る(ホテルニューオータニ博多泊)
 車で移動し、牧ノ戸峠〜沓掛山〜西千里浜分岐〜久住分れ〜久住山〜往路戻る、車で移動し尾平登山口P(泊)
 〜吊橋〜尾根取付〜宮原〜馬の背〜祖母山〜往路戻る、車で移動し、天岩戸神社・高千穂神社参拝後、仙酔峡登山口P(泊)
 〜仙酔尾根取付〜稜線分岐〜阿蘇山(大岳)〜往路戻る、車で移動し、えびの高原P(泊)
 〜硫黄山登山口〜九合目〜霧島山(韓国岳)〜韓国岳避難小屋〜県道〜えびの高原P、
 車で移動し、霧島神宮参拝・坂本龍馬ゆかりの地を観光し鹿児島空港より帰路につくの4泊5日です。

 今回は、建築士会の行事のついでに九州の四座を登頂する。どちらがついでが微妙なところだがガイド役なので忙しい。羽田空港の新滑走路よりANAで離陸する。

 無事行事を果たしガイド役の段取りを済ませ、私は行くよと1人一路牧ノ戸峠に向かう。HSが無く、ガスボンベを買うのに一苦労だった。福岡は晴れていたのだが、久住山は雲の中である。

 久住山▲1,786.5m山頂です。あいにくのガスの中だが無事登頂する。この天気なので中岳は止め下山する。登山口売店でちまきと牛乳を買うが、美人姉妹なのでまた来る気になる。(;¬_¬)

 尾平登山口には、私以外に2名しかいない。この天気ではしかたないだろう。吊橋を渡り尾根に取付き、ガシガシ登ると宮原稜線の着く。

 馬の背から時々ガスが切れると祖母山の岩肌が見える。紅葉も見頃の時期だが残念な眺望である。風は強いが、この稜線は周りの尾根が風よけになるのか歩きやすい。

 九合目避難小屋をすぎると、祖母山▲1,756.4mに登頂する。完全にガスの中である、風が強いので周回せずそうそうに下山する。この後土砂降りの雨となり難儀する。
 祖母山を後にし、土破りの雨の中山道をした走る。集落に出てまもなくすると天岩戸神社に着くが、そのころには雨が上がる。恐るべし高千穂である。参拝しお札を頂く。
 高千穂神社に着く頃は晴れ間も出る。参拝しお札を頂く時に巫女さんから、ご苦労様ですと言われた。カッパ着て半ズボンだから行者と思った?
 高千穂温泉で汗を流し、鳥の南蛮揚げを食べる。阿蘇に向かって出発!外輪山越えして阿蘇カルデラに入る。仙酔峡登山口に着くとロープウェイが休止して、火口付近は入山禁止になっている。(^_^;)
 大岳は登山可なので仙酔尾根に取付く。しばらくすると豪雨となり、溶岩の登山道はたちまち沢登り状態になる。アルパイン・スイマーの本領発揮である。
 阿蘇山(大岳)▲1,592m登頂です。ここでは風も強く写真を撮るのに難儀する。この上を前線通過中であるようだすぐ下山する。この後熊本でくるくる寿司を食うが安くて美味い。
 やっと晴れたという感じだ。遠くに見えるのは高千穂峰である。新燃岳は入山禁止なので大浪池のほうから下山することになる。
 霧島山(韓国岳)▲1,700mに登頂する。最後にやっと良い景色が見れた。途中地元のおじさんと話し10時前でも開いてる温泉を教えてもらう。新湯がいいとのこと。

 眺めはいいのだか風が冷たく、そうそうに下山する。大浪池の火口湖が良く見える。これで目的は達成したので気分は上々である。さ、温泉浸かって帰り支度だ!

 霧島神宮を参拝しお札を頂く。坂本龍馬ゆかりの地を観光し鹿児島空港よりJALで帰路につく。三度目の黒豚のトンカツを食したが、やはりローズポークのほが安くて美味い。

 

2010.09/25(土)〜26(日) 天気:晴れ、晴れ
 高妻山・戸隠山登山をしてきました。
 今回の登山行程は、早朝発車で戸隠牧場Pまで入り、〜一不動避難小屋〜五地蔵山〜高妻山〜七観音〜弥勒尾根新道〜戸隠キャンプ場(泊)
 〜ささやきの小径〜随神門〜戸隠神社奥社〜八方睨〜戸隠山〜一不動避難小屋〜戸隠牧場Pまでの1泊2日です。

 戸隠牧場の中を通り登山口に向かう。こんなにオープンに登山者が通っていいのだろうか?もしかして公営なのかな?でも、緑の牧草を歩くのは気持ちいいです。

 大洞沢沿いに徒渉しながら登ると、こんな感じの鎖場があります。足場はしっかりしてますが、滑るので注意です。この後トラバースがありますがステップがあり問題なしです。

 帯岩を過ぎ、しばらく登ると一不動避難小屋に到着です。小屋はすき間だらけで泊まると寒いかも?ここからが稜線歩きになり天気も良くなりました。

 高妻山に向かう稜線です。アップダウンがありますが登山道は良く整備されてます。
 三文珠付近から戸隠山方面を見るとこんな感じの稜線です。切立っていますが、なだらかな稜線で歩きやすそうです。
 しばらく歩くと黒姫山▲2,053mが眼下に見えます。妙高山にとても似ている山頂で、同じような形成過程をふんだのでしょう。
 五地蔵山近くの七薬師の祠です。一から十まで番号がふってあるが距離はまちまちですので、当てにはなりません。(^_^;)
 九勢至付近で見た高妻山です。これから大きく下り八丁ダルミの鞍部越えて登り返しの急登です。でも、ピラミダルな立派な山頂です。
 高妻山▲2,353m山頂でのスナップ写真です。雲はありますが、360度の展望があります。ここで昼食をとり、のんびりと長居しました。
 山頂から見た後立山連峰です。白馬岳や五竜岳・鹿島槍ヶ岳が見えます。ちょうど目に前から雲が湧いており、雲の変化を見てると飽きません。
 山頂から見た乙妻山▲2,318mです。タイトな稜線で行ってみたかったのですが、次回山スキーで登ってみたいと思います。
 帰りは弥勒尾根新道で下山します。持っている地図が古くて載っていなかったのですが、戸隠牧場行きと書いてあったので最悪薮漕ぎすればとGO!です。
 奥社への参道にある髄神門です。吉永小百合さんがCMで出ている門でか?パワースポットなのか?やたら人が居ます。

 戸隠神社奥社です。参拝好きの拙者はすかさずお参りしました。神社本庁の別表神社はこれで何社目かな〜?

 奥社脇の登山道からしばらく登ると核心部が近いと思わせる岩稜帯です。ツルツルの丸い石が岩に食い込んでるような岩で滑りやすいです。

 ここを越えると核心部か〜?てな感じです。さっきまでガスの中だったのが嘘のような青空です。

 今回の核心部「蟻の戸渡」を登る拙者です。私は沢山撮りましたが、撮ってもらえてたとは思いませんでした。謝!  八方睨から見た高妻山です。見る場所によって感じが大分変ります。秋の気配を感じながらパンをぱくついてました。
 稜線から見た「蟻の戸渡」全景です。渋滞してるようですが、ナイフリッジなのがよく分かります。  戸隠山▲1,904m山頂です。稜線縦走路の途中にあり見過ごしそうになるピークです。  下山後に鏡池に寄ってみました。蟻の戸渡はピークの下にかすかに見えます。方向的に山の陰になるようです。

 

2010.09/19(日)〜20(月) 天気:晴れ〜曇り、曇り〜晴れ
 吾妻連峰 大倉川遡行をしてきました。
 今回の行程は、前夜発車で浄土平Pにバイクデポし大倉林道ゲートまで入り仮眠、〜林道終点入渓〜河原歩き〜大滝〜ゴルジュ帯〜高台(BP泊)
 〜大岩帯〜小滝〜踏跡薮漕ぎ〜登山道〜谷地平〜姥ヶ原〜鎌沼〜浄土平Pまでの1泊2日溯行です。

 前夜大宴会のあと睡眠は充分。林道ゲートで準備完了!今回は親方と2人パーティでの溯行です。こなれた出立ち絵になりますな〜っ。

 林道が終わったところから入渓する。平凡な渓相で、しばらく滝も無く河原歩きです。沢登りとしてはつまらない感じです。

 大滝に到着です。記念撮影をし大休止します。親方の「巻きますか?!」で高巻き登攀開始です。

 大滝を巻いて、懸垂下降した上部のゴルジュ帯です。ここからは滝下とうって変って泳ぎありの面白い溯行になる。(^_^)v
 イワナの刺し身です。ワサビが利いてとても美味い!冷えたビールとウィスキーの水割りで大宴会です。
 整地をしてタープを張り、薪を集めて夕餉の準備です。メニューは、ホカホカ白飯とイワナの塩焼きとアラ汁です。
 今回の核心部はここ?と思うほどの大岩帯が延々と続きます。右へ行ったり左へ行ったり徒渉を繰り返します。
 しばらく進むと突然のように現れた小滝です。こちらのほうが大滝ではないかな?一見の価値ありのすばらしい!の一言につきる滝です。
 小滝をバックに記念撮影です。こんな山奥でなければ銘瀑百選かな?滝の風圧と水しぶきで寒く長居はできず、ここで溯行を完了です。
 沢から急斜面踏跡を登ると登山道に出ます。しばらく進むと谷地平に到着です。避難小屋前で一服します。
 姥ヶ原から鎌池に向かう木道です。この辺になるとピクニックする人達が多くなり、下界に降りたと感じます。
 吾妻小富士を眺めながら浄土平に向かいます。これで山旅もおわりですが、収穫の多い充実した山行になりました。

 

2010.09/13(月) 天気:晴れ〜曇り
 奥多摩 多摩川 水根沢谷遡行をしてきました。
 今回の行程は、早朝発車で水根バス亭Pまで入り、〜キャンプ場脇入渓〜CSトイ状4m滝〜半月ノ滝6m〜登山道〜水根バス亭Pまでの1日溯行です。

 ゴルジュを泳ぎ3m滝です。手前の倒木に手をかけてよじ登る。ここが一番てこずったような気がする。
 CSトイ状4m滝です。突っ張りで上がると途中の水流の中にしっかりした足場があります。
 2段3m+5m滝です。水流直登を試すが断念し、右側壁から難なく上れます。

 半月ノ滝6mです。ウォータースライダーが出来そうだが、いい大人がやるのもなんなので止めにする。
 ここも突っ張りで難なく登れます。傾斜が緩む上部で右壁に移ること。安全をきしてロープ確保する。
 ここで溯行完了し、各自思い思いに釣りや焚火を楽しむ。樹林帯の踏み跡を登り、登山道で下山する。

 

2010.09/04(土)〜07(火) 天気:晴れ→雨、曇り→晴れ、晴れ、晴れ
 聖岳〜上河内岳〜光岳縦走登山をしてきました。
 今回の登山行程は、前夜発車で便ヶ島Pまで入り、〜西沢渡〜苔の原生林〜薊畑分岐〜聖平小屋(泊)
 〜薊畑分岐〜小聖岳〜前聖岳〜奥聖岳(往路戻る)〜聖平小屋〜南岳〜上河内岳〜畑薙分岐〜茶臼小屋(泊)
 〜茶臼岳〜希望峰〜仁田岳〜希望峰〜易老岳〜三吉平〜光小屋〜光岳〜光岩(往路戻る)〜光小屋(泊)
 〜イザルヶ岳〜三吉平〜易老岳〜面平〜易老渡〜便ヶ島Pまでの3泊4日です。

 便ヶ島登山口から林道を歩きトンネルをくぐる。しばらく行くと西沢渡に出合う。今回は水量が少ないので徒渉する。

 樹林帯の急登を登ると倒木が苔むしてくる。苔の原生林かなと思うと左手に兎岳▲2,818mが見える。

 なかなか▲2,314ピークがないなと思っていると突然視界が開け稜線に出る。ここが薊畑分岐である。眺望が良いのでしばし休憩をとる。

 聖平が眼下に見える美しい平原である。見上げると南岳や上河内岳や明日向かう稜線がよく見える。
 聖平の木道を歩いて行くと目前に聖岳が見える。大きく立派な山である。樹木や枯れた木々を眺めながら小屋に向かう。
 今夜お世話になる聖平小屋です。水も豊富で綺麗な山小屋ですが、トイレが遠いのが難点である。
 聖平小屋の夕食です。具沢山の豚汁が名物でとても美味しいですが、おかわりできないのが残念です。
 今日は行程が長いので、日の出前に小屋を出る。ガスの稜線をしばらく歩くと明るくなり、小聖岳▲2,662mに到着する。
 前聖岳の急登を登るまえの一服です。後方には雲海が一面に広がっており、聖平に流れ込んでいます。
 前聖岳▲3,013m山頂でのスナップ写真です。今回のパーティ3名です。お天気にも恵まれて元気です!
 奥聖岳▲2,978.3mから見た赤石岳です。眼下には名渓の呼び声高い赤石沢です。いつか溯行してみたいと思います。
 下山途中で振り返ると、聖岳が堂々と鎮座しています。明るくなると尚いっそう立派な山に見えます。
 聖平小屋で一服し、重いザックを担いで出発する。南岳までの登りが以外に長く時間がかかったが、上河内岳▲2,803mに到着です。
 上河内岳の分岐で他のパーティと歓談し終え、岩稜を下っています。一時ガスが晴れて岩と青空が美しい。
 今度は、上河内岳の稜線がはっきり見えます。この山も立派である。さすが200名山である。

 奇岩竹内門である。広い稜線に門のように連なる岩である。岩の模様が湾曲しており奇岩にふさわしい造形である。

 亀甲土壌の草原であるが草に覆われて見えない。2,500mの標高にありながら、樹林に囲まれた奇跡の景観である。  茶臼小屋の夕食です。噂に聞いていた、ビンチョウマグロの刺し身が本当に出ました。冷凍だよと言うが、う〜ん驚きです!
 茶臼小屋からみた富士山です。墨絵のような味のある風景が写真から感じられるでしょうか?(富士山1)  富士山と三日月です。朝日が出る前の静寂が写真から感じられるでしょうか?(富士山2)  富士山と朝焼けに染まる空です。朝のマジックアワーが写真から感じられるでしょうか?(富士山3)
 3日目の朝出発しふたたび稜線に出る。ハイジの岡と空と雲が美しい。きょうも良い天気だ!  茶臼岳▲2,604mに到着です。ここでしばし景色を堪能する。ぐるりと南アルプスの山々が見渡せます。  仁田岳▲2,523.8mです。見過ごされがちなピークですが、兎岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳の山々が一望できます。
 易老岳▲2,354mや三吉平を越え、静高平に到着です。ここまでの登りがキツかった!光小屋が見えます。  小屋で宿泊の手続きを済ませ、光岳▲2,591.1m山頂でのスナップです。キャイ〜ンのポーズではありません。  光岩での3人です。目的を達成し、一瞬ガスが切れて光る岩を見ることもできたし、みんな満足です。
 光小屋では、自炊になりますが小屋の中の自炊場は快適です。今夜のメニューは、パスタ・スープ・ピーナッツクリーム+パンです。  イザルヶ岳▲2,540mから見た御来光です。雲が真っ赤に染まり幻想的な風景になりました。(富士山4)  易老渡に到着です。登れる山は全て登りました!長い山旅でしたが、もう一日泊まりたかったな。

 

2010.08/31(火) 天気:晴れ
 奥多摩 日原川 倉沢谷本谷遡行をしてきました。
 今回の行程は、前夜発車で倉沢林道入口まで入り、〜マイモーズの悪場上入渓〜八幡沢出合〜大岩〜倉沢鍾乳洞〜魚留橋〜林道入口までの1日溯行です。

 倉沢林道入口です。ここに車3台ぐらい止めれるスペースがあり、ここで入山祝の小宴会をし仮眠をとる。
 林道をすこし進んだところより急傾斜を降ります。すこし下ってマイモーズの悪場を見学し、ここより入渓します。
 2段5m滝です。釜は浅く歩いて滝に取付けます。巻道はいかず水流左を直登します。

 小滝の連続をどんどん進むと変った滝が、「くの字」かなと思います。水流の中をガンガン登ります。
 いよいよ釜も深くなり、これより泳ぎ開始です。水はそれほど冷たくなく丁度良い感じです。
 岩壁に挟まれたゴルジュを進みます。水の流れに逆らって泳ぐと、だんだんと乗ってきます。(^_^)/
 大岩に到着です。とても良いバランスで鎮座してるので、しばし眺めますが、どんどん進みます。
 3m滝です。ここが今回の核心部です。右の壁より簡単に登れますが、あえてここを登ります。
 丸石を綺麗に積上げられた堰堤のトンネルをくぐります。歴史を感じる建造物にしばし見入りました。
 ゴルジュです。もちろん泳ぎに直登です。ここらへんは、すこし水が冷たく感じますが、あえて水の中へ!やはりビョーキです。
 5m滝を直登します。水流に負けないように両手足で踏ん張ります。このあと閉鎖された鍾乳洞を見学し溯行を続けます。
 沢を上がり昼食を取り、魚留橋にて溯行完了です。これより林道を下山します。

 

2010.08/21(土)〜22(日) 天気:晴れ、晴れ
 笠ヶ岳登山をしてきました。
 今回の登山行程は、前夜発車で新穂高温泉Pまで入り、〜笠新道分岐〜杓子平〜抜戸岳〜笠ヶ岳山荘(泊)
 〜笠ヶ岳〜雷鳥岩〜クリヤ谷〜中尾高原口(バ) ⇒ 新穂高温泉Pの1泊2日です。

 蒲田川左俣谷沿いの林道を進むと笠ヶ岳分岐にがある。ここで水を満タンにし、急登の笠新道へいざ出発!
 森林限界を抜けると予想通りガンガン照り(^_^;)。振り返ると眼下には林道と谷が見える。だいぶ高度をかせいだ!
 東には槍ヶ岳・穂高連峰が、逆光で水蒸気が多くややかすんで見える。大キレットがひときわ目立つ!

 抜戸岳▲2,812.8mへ向かう急登です。もう一踏ん張りなのだが、ここからが長く感じる。
 抜戸岩を通過するころには、ガスが沸き上がり視界が悪くなる。思ったより小さく、なんてことない岩場です。
 大笠・小笠をバックにスナップ写真を撮る。この最後の登りがきつかった。
 今夜お世話になる笠ヶ岳山荘です。他の山小屋にくらべるとやや小ぶりですが、水も豊富にあり快適な山小屋です。
 笠ヶ岳山荘の夕食です。山小屋とは思えない豪華な食事ですが、穂高の山小屋にくらべると・・・。
 槍ヶ岳脇からのぼる御来光です。太陽高度も高いので、赤くは染まりません。
 笠ヶ岳山頂の祠から白山方面を見ると影笠ヶ岳が!影鳥海が見れなかったので神様が・・・てな感じです。
 笠ヶ岳▲2,897.8m山頂の三角点です。後方には乗鞍岳・御嶽山が見えます。
 猛暑の夏この太陽の輝き!感じていただけますでしょうか?北アルプスでも暑いのです。
 雷鳥岩にて笠ヶ岳をバックに!こちらの登山道は、すれ違う人もほとんどおらず静かな山行ができます。
 クリヤ谷の水源付近の水場です。岩から染み出しているようで冷たくて美味い水です。
 クリヤ谷から振り返ると錫杖岳前衛峰が見えます。もうすぐ山旅も終わりです。

 

2010.08/15(日) 天気:晴れ/曇り
 阿武隈川 南沢遡行をしてきました。
 今回の行程は、前夜発車で甲子温泉Pまで入り、〜南沢入渓〜右俣〜大滝30m〜左沢〜稜線登山道〜甲子山〜甲子温泉Pまでの1日溯行です。

 10m滝(F2)です。ザイルを出して水流右側を登ります。倒木上部を使ってボディビレイできます。
 7m幅広滝(F5)です。ルートを見きわめています。左側から登れそうとの判断でロープ無しで取り付きます。
 昼食は流しソーメンです。猛暑の中の溯行だったので喉ごし良く美味しく食べれました。

 大滝30m(F9)です。左側の泥壁を途中まで登り水流左側を登ります。ホールドも沢山あり難なく登れます。
 左沢の詰めです。この後薮漕ぎになりますが、30分ほどで稜線登山道に出ます。
 甲子山▲1,549m山頂です。ここで大休止し登山靴に履き替えて下山します。途中でチチタケが採れました。

 

2010.08/07(土)〜08(日) 天気:晴れ、曇り→晴れ
 鳥海山登山をしてきました。
 今回の行程は、前夜発車で湯の台口Pまで入り、〜滝ノ小屋〜河原宿小屋〜伏拝岳分岐〜行者岳〜御室小屋〜新山〜七高山〜 百宅口分岐〜御室小屋(泊)
 〜新山〜御室小屋〜千蛇谷〜七五三掛〜御田ヶ原分岐〜鳥海湖〜T字分岐〜河原宿小屋〜滝ノ小屋〜湯の台口Pまでの1泊2日です。

 滝ノ小屋より八丁坂から望む鳥海山です。心字雪・大雪路・小雪路などの雪渓が見えます。
 河原小屋に到着です。ここが最後の水場になるので水を満タンにすますが、先の雪渓でも水は汲むことができます。
 大雪路の雪渓を登ります。スプーンカットの雪面でアイゼンは不要でした。

 外輪山に到着です。伏拝岳から行者岳▲2,159m向かう縦走路から鳥海山・新山▲2,236mを望む。
 今夜の宿、御室小屋に到着です。食事はまずいとの評判なので自炊で、夜はパスタ・サラダ・スープです。朝はカニ雑炊です。
 この岩山の向こうが新山になります。越えたところの2つの岩山の間から山頂に向かう道があります。
 鳥海山・新山▲2,236mでのスナップ写真です。岩稜に囲まれ、ここからはあまり眺望がありません。
 七高山▲2,229.2mの三角点のような標識にヨッコラショと休憩です。百宅口方面が一望できます。

 千蛇谷を通って七五三掛・鳥海湖に向かいます。朝はガスで残念ながら影鳥海は見えませんでしたが、いまは晴上ってます。

 千蛇谷雪雪渓から外輪山と御室小屋を望む。猛暑のせいで雪渓はみるみる溶けていってるようです。
 御田ヶ原分岐より山腹を望む。青空と入道雲が美しいです。これ以上発達しなければ良いのですが・・・。
 ニッコウキスゲの大群落がいたるところにあり、早くもアキアカネが姿を見せています。

 

2010.08/08
 私の趣味である「楽しむ登山」や、「野外活動」を紹介するページです。


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