2013.08/04(日) 天気:晴れ→雨
巻機山 登川米子沢遡行をしてきました。
メンバー:S氏・T氏・N氏・Appleの4人パーティ。 装備:ザイルφ8.0×30m 2本
今回の登山行程は、前日発車で筑西市役所集合=R50=桐生太田IC=北関東道=関越道=塩沢石打IC=R291=桜坂Pまで入る。
6:00桜坂P〜7:00滑ノ沢出合〜7:55栂ノ沢出合〜9:50大ナメ帯〜10:50二俣〜11:30-12:00避難小屋井戸尾根〜14:25桜坂Pまでの1日です。
会のメンバーを誘ったら皆行ったと無いというので米子沢に行くことにする。前から興味を持っていたので計画書はバッチリ出来ている。
いつもの場所で明るいうちに集合し出発進行!目指すは湯沢のスーパーです。もちろん宴会用の買出し。
iPhoneでお店をさがしダイレクトに直行する。私が食当ということになり買う物は酒のつまみばっかし。特に反対意見は無い。
そんでもって桜坂手前の駐車場に行きタープの設営をし大宴会が始まる。早めに出ると宴会がのんびり長くできていい。
蚊がすこしうるさかったがタープの下は涼しくて快適に眠れた。
朝飯を各自食べて準備完了。5:30にさて出発しますかと行くがいきなり道間違い駐車場の目の前の林道が入口だった。(^_^;
結局降り出しに戻るということになりリセット6:00出発となる。教訓はちゃんと道は確認すること。
入渓するとゴーロ帯となりスリットがある堰堤を抜けて行く。しばらく進むと沢の流れが出て来て最初の滝が。
開けて明るく良い感じ水流左を行く。快適に登っていくと二つの流れの中央から巻き道に入る。
右岸側をいくのだが薮で滝は見ることはできない。次回のチャンスがあれば滝を直登したいものだ。
降り口が分からず1時間超で巻き完了。滝上は開けたナメナメで良い感じである。
幅広の大きめの滝が表れる。ここは登ろうと2組に分かれロープを引き水流右からリードで登る。
フリクションもよくガバばかりなので問題なく登れる。滝上で一服。
ここからの滝は全て直登可能であるが、勾配もあるので滑ったら止まらないので注意が必要だ。
すこし平らになったゴーロ帯ではスノーブリッジが、だいぶ溶けているので下は厳禁で通らず脇から通過。
背の立たない滝壺を左草付きを小さく巻く。するとちょっとデンジャーなトラバースがある。
ここもロープを引いてリードする。ボルトは最初に2ヶ所のみで後は無し、ま行けそうなのでそのまま進む。
終了点にもボルトは無いのでチョックストーンからスリングを3本つないで支点をとる。
後はトイ状の滝や連瀑帯など快適な登攀で進む。そこを超えたところで不意に二段の滝に丸くゴルジュなった滝壺が表れる。
ここは一度は見た方がいい美しい景色である。滝壺の淵を円形にそって水流右から直登する。
しばらく進むとガッンと大きな滝が表れるが水流右を登る。ガバばかりなのでロープは不要だ。
ここを越えると天空のナメ床が始まる。フリクションが効くのでフリーでほぼ水流左を登る。
滑りそうなところは左によって草木を掴んだりシューズを岩の隙間にはめたりしながら登る。
ここを登れば終わりかなと思っていたが、最後に何本か小滝があらわれる。飽きない沢である。
沢床に土が混じるようになると源頭である。二俣を左に行くと巻機山避難小屋に水場出る。
ここでタイミングよく雨が降り出し避難小屋の中で休憩して昼食をとる。
雨は本降りになりやみそうもないので井戸尾根を下山することにする。
ゴーロを過ぎるとこんな感じの滝が連続します。 |
この滝は水流右より登ります。安全のためにロープ出した。 |
フォローをビレイ中です。デバイスはルベルソキューブを使用。 |
ナメ床はロープ出すほどの勾配ではないが滑ると止まりません。 |
スノーブリッジが表れました。ドキリとしたが脇からすんなり通れました。 |
滝壺左を小さく巻いて滝の上部に出ます。 |
先ほどの滝を上から見る。ロープを引いてFIXロープを張る。 |
フォローはFIXロープをプルージックで登ってもらう。 |
トイ状の滝です。右側をフリーで登ります。滑るので注意。 |
ここも水流右をフリーで登ります。岩の隙間を利用しながら確実に登る。 |
二段の滝に丸くゴルジュになった滝壺です。ここはとても美しい場所です。 |
ここは水流左を登ります。勾配はありますがガバなので難しくない。 |
この滝も水流右を登ります。ガバばかりなのでロープ不要です。 |
いよいよ天空のナメ床の始まりです。明るくて気持ちの良い沢です。 |
ナメ床を上から見る。ロープ不要だが滑ると止まりません。 |
天空のナメ床が終わる頃またも滝が出現する。なかなか飽きさせません。 |
源頭の雪渓を越すとまもなく遡行完了です。巻機山避難小屋の水場です。 |
井戸尾根を下って展望台から米子沢を望む。ここから見ると急勾配です。 |
2013.07/11(木)-16(火) 天気:曇り・曇り→晴れ・晴れ・晴れ→雨・晴れ→雨・曇り
北海道遠征 利尻岳登山(百名山完登)をしてきました。
メンバー:単独。 装備:テント・補助ロープφ6.0×12m(使用せず)
11日(木) 車で茨城空港まで行き、18:05発のSKY795で北海道新千歳空港に向かいレンタカーを借りる。新千歳空港=千歳IC=道央道=比布大雪PA 車中(泊)。
12日(金) 比布大雪PA=士別剣淵IC=R40-名寄=R275-ピンネシリ=R238-オホーツク海岸-宗谷岬=稚内港(フェリー)=利尻島 鷹泊港=利尻北麓野営場(泊)。
13日(土) 5:55利尻北麓野営場〜7:39-51第一見晴台〜9:14-26八合目〜10:56沓形分岐〜11:29-12:23利尻岳北峰〜12:40沓形分岐〜13:54-14:07八合目〜15:06第一見晴台〜16:44-17:15利尻北麓野営場〜18:00キャンプ場ゆ〜に(泊)。
14日(日) キャンプ場ゆ〜に〜鷹泊港(フェリー)=稚内港=野寒布岬=R40-宮ノ台展望台=サロベツ原野=R232-天塩-羽幌=道の駅おびら鰊番屋 車中(泊)。
15日(月) おびら鰊番屋=R233-留萌-深川=R12-旭川=R237-美瑛=青の池=十勝岳望岳台=R237-富良野ラベンダー畑=R38=R452-夕張炭坑跡=R337=千歳 道の駅サーモンパーク 車中(泊)。
16日(火) サーモンパーク=新千歳空港、9:05発のSKY790で帰路に着くの5泊6日の行程です。
昨年に引続き北海道遠征をする。しかし茨城空港の7月から夕方便のみになったのには不可思議だ。夏は北海道でしょ!
そんなわけで新千歳空港に夜着になり閑散とした空港内を歩きレンタカーカウンターに向かう。
閉店ギリギリで間に合ってよかった。荷物の整理をし千歳の街中に向かい食料とガスの調達をする。
出発は小雨混じる濃霧の中、千歳ICより高速に乗り北に向かう。行ける所までいって比布大雪PAにて車中泊とする。
目がさめると天気は良くなっているようだ。北に行くほど天気は良いはず。
軽く朝食をとって出発する。道は空いておりアクセル踏んだ分だけ距離を稼げるのは気分が良い。
士別剣淵ICで高速を降り北の街を探索しながら稚内を目指す。知らない街におとずれるのは楽しい。
予定より早く進んでいるようなのでピンネシリという地名にひかれ行ってみることに、行ってみたらただの田舎町であった。
ワインディングロードを北上しオホーツク海にでると遠くに樺太らしき島影がみえる。
それから海岸に沿って進む。道は延々に直線で原野の中を快適に疾走する。遠くに逃げ水が見える。
時間に余裕があるようなのでオホーツクの海岸に寄ってみる。誰もいない自然のままの海岸でホタテがうじゃうじゃいるかと思うと潜ってみたくなる。
途中道沿いにあるライダー御用達の「やませ食堂」で食べたホタテは新鮮で歯ごたえがあって美味かった。
ここのマスターは釣りをするらしく思いがけずイトウが釣れる情報をゲットする。また来る理由が出来てしまった。
そんなこんなと寄り道していると時間が押して来て、宗谷岬は足早に観光して稚内港のフェリー乗場に急行する。
船内は混んでいたが快適で礼文島や利尻島がよく見える。まもなく島について横道から港に出たら目の前にタクシーが。
こんなに簡単にひろえるとは思わず、予定外に利尻北麓野営場まで乗車する。
テントを設営したらいつものように大宴会が始まる。ポトフを作り途中で買ったホタテ弁ご飯は絶品であった。
ピンネシリの道の駅。鹿肉の缶詰とか売っており、ピンネシリ山の登山口になっている。 |
オホーツク海岸に沿って走る直線道路。廻りは広大な原野である。 |
後ろを見ても直線。じつに北海道らしい風景である。そして風が気持ちいい。 |
オホーツクの海岸に寄って見る。延々と砂浜が続く。投釣りの道具持ってくればよかった。 |
やませ食堂にかざってあるイトウの剥製。近くの川で釣れるらしい。 |
日本最北端の宗谷岬です。思いのほか沢山の観光客がいました。 |
遠くに樺太が見えます。ロシアがすぐ隣にあるのを実感します。 |
ハートランドフェリーに乗船します。意外に立派な船なのでびっくりです。 |
利尻島が近づいてきました。利尻岳がとてもかっこいいです。 |
今日は利尻岳アタックの日だ。天気はいいし風はないし登頂は「いただき!」と内心ガッツポーズ。
廻りの皆は暗いうちに出発したらしく私が一番最後のようである。
私はもう一泊するので焦ることはない、のんびり行くとします。
よく整備された道をしばらく行くと甘露水の水場がある。ちょうどネイチャーガイドが説明している時で日本で一番の軟水だそうだ。
口に含んでみると確かにいままでで一番やわらかい飲み口である。
しばらくは樹林帯の中を登る。長官山が見え得る頃になると視界も開け日本海やオホーツクの紺碧の海が見える。天気の良い山は最高である。
長官山に登ると利尻岳がど〜んと姿を現す。本当にかっこいい山である。
そして港を見下ろすと、いままさにフェリーが入港している。グッドタイミングでシャッターを切る。
十分休憩をとったので再び登ることにするが、不思議と後続が来ない。ま気にもしないが本州の山とは違うね。
ここから少し登るとなだらかな稜線歩きとなり島の外郭が分かるようになる。しばらく進むと赤い屋根が見え、すこし下ると避難小屋である。
小屋をのぞくと番をしているおじさんが座っている。一言二言を言葉をかわして休まず行くことにする。
ここから山頂に続く尾根に沿ってまたまた急登になる。右側は崩壊しており滑るとただではすまないので注意が必要だ。
そして登山道がアンツーカーのようなガレ場になり一歩進んでは半歩下がる歩みになる。
富士山の須走の赤土版のような感じかな。でもこのままほっておいては山の形が深刻なことになると心配になる。
難儀をしながら登ると沓形分岐に出る。危ないといわれる右方向の登山道を偵察に行くが問題なく行ける道である。
戻ると休まず高山植物をめでながら山頂を目指す。あいかわらず登山道は崩れるがガシガシ登る。
山頂に着くと360度のパノラマである。登頂記念の写真を撮ってもらったらのんびりと景色を眺める。
ランチは来る途中で買った北海道限定の塩ラーメンを食べる。美味い!
見飽きぬ風景であるが、そろそろ下山の時間かなと重い腰をあげる。
下りは得意なのでいいペースで下山する。長官山で利尻岳最後の写真を撮り分かれを惜しむ。
あとは樹林帯を下るだけ。キャンプ場についたらテントを撤収して麓のキャンプ場まで徒歩で移動する。
日がくれる前にテントを張り、道を挟んだ温泉施設で汗を流す。サッポロビールで祝杯をあげる。
いい気分になってテントにもどり夕食をとる。メニューは忘れた。
利尻北麓野営場です。とてもよく整備されたキャンプ場である。 |
甘露水です。とても柔らかい飲み口の日本で一番の軟水のようです。 |
途中から鷹泊港を見るとタイミング良くフェリーが入ってきている。 |
長官山付近から利尻岳がよく見える。無風快晴で快適である。 |
山頂付近は花畑です。はるか下に鷹泊港が見える。 |
山頂直下から見る。火山特有の赤土がどんどん崩壊しており登りづらい。 |
利尻岳▲1,721m山頂です。これで日本百名山完登ですが特に感動は無い。 |
山頂から東方向を見る。山頂の花畑との高度差がすごいでしょう。 |
山頂から南方向を見る。足下は絶壁でここをスキーで滑ったやつは大したもんだ。 |
山頂から西のほうにあるローソク岩です。登ってみたい感じだが岩はもろそうです。 |
帰るころになると山腹から雲が沸き出している。 |
利尻岳を振返る。かっこいい山である。 |
朝目がさめて外に出るとお天気なのに小雨が降っている変な天気である。
テントをたたむのにしばらく晴れないかなと思いながら、のんびりと朝食をとり近くを散歩したりする。
待ってみたが雨はやまずフェリーの時間があるので撤収して鷹泊港に歩いて向かう。今回の目的に一つウニ丼を食うのだ。
昨日のタクシーの運ちゃんに聞いたらどこのウニ丼も同じだというので港の食堂で食べる。
期待が大きかったせいか、こんなもんかといのが感想です。フェリーの時間までうろうろしていたら漁港の青年部が売店を始めたの早速食べてみる。
焼き馬糞ウニ500円美味かったが生紫ウニ300円のほうが美味かった。その他たらふく食べフェリーの時間になり稚内港に向かう。
稚内から野寒布岬に向かい西回りでサロベツ原野に向かう。岬の丘には自衛隊のレーダー基地がありロシア近いのを感じる。
野寒布岬は最北端ではないので宗谷岬より観光客はすくなくローカルな漁村のイメージだ。
サロベツ原野は地形が複雑で入渓する場所が見つからない。原野で釣るのは初めてでは無理そうである。
道中長いので先に進み宮ノ台展望台、サロベツ原生花園などを観光し天塩により温泉入浴。
途中海産物屋か食堂があるかと思ったがぜんぜん開いて無く、どこで夕飯食うか探しながら走る。
遠別・初山別と走り羽幌の道の駅のレストランで遅い夕食となる。明日も距離があるのでおびら鰊番屋まで進み車中泊とする。
キャンプ場ゆ〜にです。道を挟んで温泉施設もあり過ごしやすい。 |
港の食堂で食べたウニ丼。3,300円もしたの期待ほど味ではなかった。 |
漁協の青年部の売店で食べた焼き馬糞ウニと焼きホタテです。 |
野寒布岬にある漁港です。冬の漁はさぞかし厳しいだろう。 |
西回りに車走らせる。サロベツ原野に向かう海岸の道路から利尻岳の頭が見える。 |
宮ノ台展望台から見たサロベツ原野です。あまりパッとしない。 |
サロベツ原野の泥炭の掘削機です。この廻りには掘削された穴が池になっている。 |
サロベツ原生花園の自然観察路を歩くが花の時期は終わったらしく緑色のみ。 |
食中植物のモウセンゴケです。この植物いがいと好きなんです。 |
昨日はけっこうな雨だったが朝は晴れた。
あまり腹は空いてないので朝は景色の良いところでと留萌の黄金崎で食べることにする。
すこし離れた岬のベンチで景色をみながらのんびりラーメンとコーヒーをいただく。
ここは柱状摂理の海岸でキャンプ場にはたくさんの地元ファミリーがいる。
秩父別は北海道の米所でライス製品がたくさんある。
旭川は北海道第二の都市でラーメンと旭山動物園が有名だけど今回は素通りした。
美瑛はパッチワークの丘かなり広範囲に走ったので十分見た。
十勝岳の麓では青の池と望岳台と吹上の露天風呂に寄った。
富良野はラベンダー畑だが大変な渋滞で入園するの30分ぐらい歩いた。
夕張はメロンと炭坑だが、幸せの黄色いハンカチのロケ地を見た。
いろいろ観光し夕張川沿いの山道を通って千歳へ向かう。道の駅サーモンパークで車中泊する。
車中泊した道の駅おびら鰊番屋の隣に建つ本当の番屋です。 |
美瑛のパッチワークの丘にあるセブンスターの木です。 |
美瑛のパッチワークの丘の風景 ポプラ並木です。 |
美瑛のパッチワークの丘の風景 菜の花畑です。 |
美瑛のパッチワークの丘の風景 丘の上の並木です。 |
美瑛のパッチワークの丘の風景 麦とじゃがいも畑です。 |
美瑛のパッチワークの丘の風景 遠くの山々と空がすばらしい。 |
美瑛の食堂でまた食べたかつカレー、こんどはうどんにしてみました。 |
昨年は大渋滞でみれなかった青の池です。今度はかって良くすぐ見ることができました。 |
十勝岳の望岳台で見た高山植物です。 |
またまた入った吹上の湯です。地元でも有名らしく札幌からも湯治客が来る。 |
ファーム富田のラベンダー畑です。すごい人出でした。 |
今日はレンタカーを返して新千歳空港から帰るだけである。
茨城空港行きが1便のみになったせいで朝8時に空港に向かわなければならない。
お店はぜんぜん開いてない。本当になんとかしてほしいものである。
今回の旅で想定外に美味かったものベスト3である。
佐藤食水産の空弁です。ちょ〜美味いのでおすすめです。 |
北海道限定のホワイトチョコのブラックサンダーです。これもちょ〜美味い! |
やませ食堂のホタテ定食です。これも新鮮で美味い! |
2013.04/27(土)〜04/29(月) 天気:吹雪・曇り→晴れ(強風)・曇り→晴れ
北アルプス 薬師岳スキー登山(敗退)をしてきました。
メンバー:N1氏・N2氏・Appleの3人パーティ。 装備:アイゼン
今回の登山行程は、前夜発車で常磐=首都高=中央道=松本IC=R158=R471=和佐府集落(泊)=飛越トンネル手前路肩に朝に入る。
27日(土):7:10飛越トンネル手前2km〜8:15トンネル前〜9:35標高1643m〜11:10標高1842m〜12:00標高1918m〜13:15寺地山東コル1941m〜14:05避難小屋2040m(泊)
28日(日):6:55小屋〜7:40標高2200m〜8:30標高2400m〜9:25-35標高2500m[滑降]〜10:40小屋(昼食)13:00小屋〜折返し点2200m[滑降]〜14:00小屋(泊)
29日(月):6:45小屋〜8:30寺地山〜8:55標高1918m〜9:33-50按部1660m〜10:40標高1643m〜12:05トンネル前〜12:30駐車地点1306mの2泊3日です。
GWなのに季節外れの雪が降っている。車は4WDだがタイヤはノーマルだ雪の安房峠をなんとか越して奥飛騨に入る。
神岡から林道に入るが雪がガンガン降っている。本当に大丈夫?と不安な中を行けるところまで行く。
予定の飛越トンネルまではスタックして行けずスコップで雪を掻いてなんとか脱出する。危なかった〜っ!
悪いことに給油を忘れガソリンが底着きそうなのでいったん集落まで降りて車中泊する。
朝になり車からスキーを履けるのは良いが雪がガンガン降っているにはまいる。
飛越トンネル前まで取付きを探すがブッシュで行けるか微妙なとこ。
夏道沿いに登るが急登で灌木でスキーでまともに登れず、いきなりのルートミスだが行くしか無い。
根性でスキーを脱がずになんとか尾根に出るが、狭い・急・雪がフカフカと三重苦な雪面である。前途多難の始まりである。
コケると起き上がるのが大変なので慎重に進み距離と高度を徐々にかせいでいく。
尾根沿いのルートなのでルーファイは難しくないが樹林帯なので視界が無いのが残念である。
寺地山は北東斜面をトラバースするが雪崩が怖いので、そ〜っとサッサと進む。
尾根に出でしばらく下ると痩せ尾根に突入する。コケるとヤバいので緊張する。おまけに吹雪で視界は極端に悪い。
痩せ尾根を抜けて安心すると今度は広い雪面で先行者のトレースも雪で消えてしまっている。
こからはGPSを頼りに避難小屋を探すが、窪地にあるのでかなり接近するまで分からなかった。
避難小屋に着くともうバテバテである。先客は1名だったので今日はここで泊まることにする。
テントは持ってきたが小屋の中は立つことができるのでテントより遥かに快適である。
荷物を整理してさっそく大宴会が始まる。
スキーを履いて約1時間で飛越トンネルに到着。ほんとうはここまで車で来るはずだった。 |
開けた尾根にでる。ここを過ぎると厳しいコースとなる。 |
吹雪の中痩せ尾根を縦走する。重いザックが肩に食い込む。 |
今日は晴れたが強風で薬師岳までは届きそうもない。無理せず北ノ俣岳まで行こうと少ない荷物で出発する。
避難小屋から北ノ俣岳の斜面は木々が少なく山スキーには絶好の斜面である。
すでに先行者がおりトレースを利用させてもらうがアイゼンで歩った後なのでかえって登りづらい。
一歩脇を登ることにする。まだ雪雲がのこっているが、まあまあの景色である。
ほぼ夏道にそって登るが途中の湿原があるところはまっすぐ進む。
尾根がくびれている所を通過するとがぜん風が強くなる。
オーバーグローブと目出帽を装着し地道に登るが風に煽られてなかなか進まない。
北ノ俣岳山頂近くになると風速20mを超えるようになり安全を優先しここから滑降する。
クラストした斜面なので快適な滑りはできず足がパンパンになる。
風が収まるところまでくると雪質は良くなり快適に滑れる。
小屋について一服して昼飯にする。
午後にもう一本ショートコースを滑りに行き行動終了。
今晩もいつものように大宴会が始まる。
避難小屋からすぐの斜面をトレースにそって登る。北ノ俣岳▲2,662mを目指す。 |
どんどん高度を稼いでいく。しかしアイゼンのトレースは歩きにくい。 |
稜線付近は不思議な光が、幻想的な風景になっている。 |
富山有峰湖方面を振返る。完全な雪山であるとてもGWとは思えない。 |
良い天気になったが稜線に近づくと強風が吹いていて斜面はクラストしている。 |
北ノ俣岳を風が弱くなったところで振返る。すばらしい斜面である。 |
今日は下山日です。お世話になった避難小屋を掃除して荷物をパッキングする。
下るだけだから楽かと思えば雪がぐじゃぐじゃになりスキーで滑れない、また難航苦行の下山である。
そしてやはり荷物は軽くしないと上手く滑れない。荷物の軽量化が課題になる。
登りの時の道を回避して、東側の尾根を滑りなんとか飛越トンネル前に出て無事下山する。
2日間お世話になった避難小屋です。綺麗に掃除して本日下山します。 |
北ノ俣岳の稜線を望む。今日であれば風も穏やかで登れたであろう。 |
笠ヶ岳方面を望む。見渡す限り雪山である。 |
2013.04/13(土)〜04/14(日) 天気:曇り・快晴
西吾妻山・東吾妻山〜蒲谷地スキー登山をしてきました。
メンバー:単独・煙突おじさんツアー参加。 装備:アイスバイル
今回の登山行程は、前夜発車で常磐=磐越道=五百川PA(泊)=猪苗代IC=R115=R459=グランデコ・スキー場Pに朝に入る。
13日(土):9:20グランデコ=9:35ゴンドラ上駅→10:10東リフト最上部→11:55-12:10西大巓→12:45西リフト最上部→13:00グランデコ=箕輪スキー場P(泊)
14日(日):箕輪スキー場P=8:50磐梯吾妻スカイライン塩谷橋→10:30-11:00東吾妻山→12:55-13:25西斜面→13:45小倉林道→15:10蒲谷地集落の1泊2日です。
週末は悪天候が続き、ひさびさの山行になる。
五百川PAで朝食をとり、ゆっくりとグランデコに向かう。スキー場に到着すると天気は安定しているものの山は雲に覆われている。
受付に登山計画書を提出してゴンドラ駅に向かうがGPSが上手く動かないので出発に手間取る。一度電源を切って再起動したら直った。
電子機器というものは気まぐれでこまるが、雪山では無いと非常〜に困るんですわ。
ゴンドラ上駅で降りるとリフトは止まっているのでシールを貼ってゲレンデ脇の斜面を登る。
リフト最上部から樹林帯に入るがトレースがあるので使わせていただく。
樹林の中は風が弱いので快適に登れる。西大巓すこし手前の森林限界で行動食をとり休憩していると話し好きのおばちゃんにつかまる。
いつものようにアホな話で盛上がる。きりがないのでお先と出発するが、ここより雲の中に突入する。
視界は悪いがトレースがあるので迷わず西大巓山頂に到着する。
記念撮影をして西吾妻に行くか思案するがホワイトアウトするかもしれないので、今回はここまでとし滑降する。
昨日は雪が降ったらしくパウダースノーを快適に滑る。木々の間を縫って滑るのは楽しい。
途中止まりながら大事に滑ってもあっというまにゲレンデの西リフト上部に到着する。
後は一気に滑降しスキー場ロッジに向かう。ここはなだらかな斜面で初心者に向いている。
東リフト最上部です。今日は止まっているので、ここまで登ってくる。 |
樹林帯に入るが、昨日雪が降ったようで新雪です。 |
山頂付近ではガスが濃くなりホワイトアウト寸前です。 |
西大巓▲1,981.8m山頂です。視界が悪い為、今回はここから滑降する。 |
西リフト最上部に出る樹林帯です。パウダーが楽しめました。 |
滑降終了グランデコ・スキー場ロッジに到着です。 |
昨夜はN艦長と箕輪スキー場Pにて合流して大宴会だった。山で飲む酒は美味いですわ。
今日は煙突おじさんのツアーに参加する。無料ですが人生初めての登山ツアー参加である。
N艦長・T氏も一緒に参加するが、まコースの下見というところです。
出発前のレクチャーでACC-Jの三人がしんがりを勤めることになり最後に出発する。
まずは沢沿いの左岸側を登るが途中で参加者の一人にビンディングが壊れるアクシデントがあり時間ロスするが快適な登りです。
雪はベタっとしているのでシールがよく効く。30度ぐらいの斜面なら直登できる感じだ。
遅れた我々一団は東吾妻山へのダイレクトルートを取ることにするが天気最高で気持ち良い。
山頂は西風が強いので、東斜面でシールをはがし滑降準備をする。
しんがりなので前が詰まって思うように滑ることが出来ない。大所帯なのでがしかたない。
雪は重いが斜面はしっかりしているので滑りやすい。木々を縫って滑るツリーランは楽しい。
途中二ヶ所で滑走大会があった。ツアーの様子 → 動画1・動画2 です。
スノーテーブルを作っての総勢29人でのランチはわいわいがやがやと楽しいものである。
途中何ヶ所か雪が切れてスキーを脱いで歩いたががおおむね順調に滑る。
だいぶ時間はかかったが誰一人遅れること無く到着できたのは良いお天気のお陰である。
今度は少人数で来たいものである。
磐梯吾妻スカイラインの塩谷橋から入山します。 |
東吾妻山の東斜面を快適に登っています。一切経山が見えます。 |
東吾妻山の稜線です。後方には吾妻富士が見えます。 |
私の山スキー道具です。ザックは今年新調したステープ27です。 |
東吾妻山▲1,974.7mです。山頂の平坦部に雪はありません。 |
東吾妻西斜面より安達太良連峰を望む。これから滑降です。 |
標高1,600m付近でスノーテーブルを作ってのランチタイムです。 |
石抱の前での集合写真です。総勢29名のツアーはびっくりです。 |
東吾妻山を振返る。もうすぐ到着です。 |
2013.2/23(土) 天気:曇り(強風)
那須 赤面山スキー登山をしてきました。
メンバー:単独。 装備:アイゼン・ピッケル
今回の登山行程は、早朝発車でR125=R408=R4=矢板IC=東北道=那須高原SAスマートIC=白川高原スキー場跡まで入る。
11:10白河高原スキー場跡〜12:30-35リフト頂上部跡手前〜12:55白河高原スキー場跡(悪天中退)の1日です。
先週のリベンジに中の大倉尾根から三本槍ヶ岳を目指す予定だった。
しかし、またまたmt.ジーンズスキー場のゴンドラ強風のため動かず、しばらく様子を見るが赤面山に転進する。
今回は視界も悪いせいか他に登山者が1名と山スキー1パーティのみである。
先週より雪は増えており先行者トレースもすぐ雪で無くなる。風が強くなると風下を見て休憩する。
先行した山スキーパーティが降りてきたので、話をすると飛ばされそうなので撤退してきたとのこと。
私も行ける所まで行くと分かれ、しばらく登り続ける。
スキー場跡上部にさしかかると強風で雪が舞い上がり視界不良になる。今回はここでまでとし滑降する。
距離が短いので今回はあっというまに到着してしまった。
小鹿の湯で入浴し翌日にチャレンジしようと、道の駅友愛の森で宴会をし車中泊する。
翌日は道の駅で雪が横に振るしまつで、これは無理だなと撤収帰宅することになる。
天気図はそれほど悪くないはずなんだけど・・・矢板を通るころは晴れている。
那須の上空だけ黒い雲がかかっている。那須の天気はよくわからない。
スキー場跡地から見るが天気が悪い。 |
スキー場跡地登る途中から下を見る。 |
強風&視界悪し今回はここまで。 |
2013.2/17(日) 天気:曇り→晴れ(強風)
那須 赤面山スキー登山をしてきました。
メンバー:単独。 装備:アイゼン・ピッケル
今回の登山行程は、早朝発車でR125=R408=R4=矢板IC=東北道=那須高原SAスマートIC=白川高原スキー場跡まで入る。
9:30白河高原スキー場跡〜10:45リフト頂上部跡〜11:15赤面山1600m地点〜12:05白河高原スキー場跡の1日です。
中の大倉尾根から三本槍ヶ岳を目指す予定だったが、mt.ジーンズスキー場のゴンドラ強風のため動かず赤面山に転進することになる。
風が強く駐車場で準備するのも大変であった。しかし登り始めると上空は晴れてきた。
視界は良く天気は回復傾向なので登山者とスキーヤーはけっこういる。
先行者トレースがあるので使わせていただき順調に高度をかせぐ、風が強くなると休憩する。
風が吹き下ろす斜面を登りスキー場跡最上部で林の中に入る。しかし葉がないので風は強いまま。
赤面山直下のやや急な斜面をのぼると吹きさらしになり立っているのがやっとの状態。
先を見るとブッシュ帯なので今回はここでまでとし滑降する。
ここでは準備ができないのでシールを着けたまま少し下まで滑り準備をし下山する。
風に煽られながらの滑りは疲れました。
スキー場跡地を登るが風が強い。 |
スキー場跡地上部から下を眺める。 |
この先ブッシュ帯なので今回はここまで。 |
2012.12/30(日)〜2013.01/01(火) 天気:雨→雪・曇り・曇り→晴れ
八ヶ岳 硫黄岳登山をしてきました。(悪天・道具無しで登攀できず)
メンバー:N艦長・Appleの2人パーティ。 装備:アイスバイル・ザイルφ8.5×50m
今回の登山行程は、前夜発車で常磐=首都高=中央道=小淵沢IC=美濃戸口Pまで入る
30日(日):美濃戸口=8:50美濃戸山荘〜9:20-25山の神〜9:45堰堤広場〜11:30赤岳鉱泉テント(泊)
31日(月):9:30赤岳鉱泉〜11:35-40硫黄岳〜12:55-13:15ジョウゴ沢〜13:50赤岳鉱泉テント(泊)
01日(火):9:20赤岳鉱泉〜9:55堰堤広場〜10:10山の神〜10:35美濃戸山荘までの2泊3日です。
N艦長より八ヶ岳に宴会に来いとの指令がくる。いかねばなるまいと出かける準備をし夜の高速をひた走る。
問題は笹子トンネルが渋滞していないかだが、みんな敬遠してせいか空いていた。
美濃戸口の駐車場に深夜到着しN艦長と合流、さっそく小宴会を開くが早めに就寝。
翌朝はのんびり出発し、私の車で美濃戸山荘まで行く。そして出発してまもなくN艦長ピッケル・アイスバイルを車に忘れたことに気がつく。
戻りましょうと進言したが、どうせ天気悪いし登攀は無理だろうからこのまま行くべ〜となった。
山男の魂のピッケル忘れるとは・・・トホホホとぼやいてました。
今年の八ヶ岳は寒くないようで途中雨になり、赤岳鉱泉着いてもみぞれまじりの雨のまま。これが一番しまつにならない。
てきぱきと整地してテント設営後宴会が始まる。やっぱりいつもこのパターンです。
天気悪かろうと酒は銘酒花泉を1.8L、摘みは明太子・塩辛・黄金イカ・松前漬け・わさび漬け・鮭とばetc山ほどあります。
雨がテントをたたき外にも出れず、昼前から夜までえんえんと宴会が続く。寒くない八ヶ岳の夜でした。
赤岳鉱泉の天場です。雨でレンズに水滴がついてしまった。 |
テント設営中のN艦長、雨の中でずぶぬれです。 |
さっそく宴会始まります。酒と摘みは山ほどあります。 |
朝になりモーニングコーヒーを飲み、暖かい食事がいいとポトフを作る。
さて今日はどうすんべ〜っと会議を開く。朝から宴会もテント村の世間体が悪いので腹ごなしに硫黄岳に出かけることにする。
行動水にミルクティーを詰め出発する。硫黄岳に向かう林の中でも轟々と風がうなっている。
こりゃ登頂は無理だな〜っと、赤岩の頭あたりで撤退かなと思いながら進む。
赤岩の頭に着いてみると、あれれ無風状態だ不思議に思いながら、ま!行ってみるべ〜山頂に向かう。
そしたら山頂手前で風が吹き始める。やっぱりこの展開かと思いながらなんとか山頂を踏む。
記念写真を撮ったらさっさと下山するが、あんまり早いのでジョウゴ沢を偵察することにする。
ジョウゴ沢のF1を巻いてF2下まで来たが、みんなは上に行っているようで誰もいない。
しばし遊んだあとに天場にもどり、いつものように宴会が始まる。
マグロの刺身と鮭とばをあぶって摘みにする。銘酒花泉はそうそうに空になる。
おまえ飲み過ぎだと言われるが、半分は親方が飲んだとアホな会話が始まる。
いい加減酔っぱらった頃、赤岳鉱泉のビンゴゲームに参加するがN艦長は今年も当たり私は今年も当たらなかった。
朝はソーセージポトフ餅入り、湯気でレンズが曇ります。 |
赤岳の方は風が轟々いってますが、行ける所まで行く。 |
硫黄岳▲2,760m山頂です。なんとか登頂しましたがすごい風でした。 |
ジョウゴ沢に偵察に行ってみた。 |
F2の滝ですが、道具が無いので登れません。 |
マグロの刺身に鮭とばで一杯、今夜も飲んだくれです。 |
元旦の朝を迎える。赤岳付近は雲があるものの天気は一時回復したようだ。
しか〜し、道具がないので登攀できない。残念であるがしかたない。高速が渋滞する前に帰ることにする。
美濃戸山荘までの下山はあっというまに完了し、昼前には“道の駅こぶちざわ”延命の湯で入浴する。
帰りの高速は渋滞無く三時過ぎには家に着く。こんなにすいすい走れたのは初めてである。
予想よりは早く帰ったせいか、家の山の神はもう帰ったのと機嫌は良いようだ。ゆっくり家で正月を過ごす。
元旦は晴れましたが、道具が無いので下山します。 |
堰堤広場から八ヶ岳にバイバイする。 |
山の神に無事下山のお礼をする。 |
2012.12/22(日) 天気:曇り→晴れ
御坂山塊 毛無山〜十二ヶ岳〜鬼ヶ岳縦走をしてきました。
メンバー:ガストン親方・Y氏・Appleの3人パーティ。 装備:六本爪アイゼン
今回の登山行程は、前夜発車で常磐道=首都高=中央道=河口湖IC=R138=道の駅かつやまPまで入る。
7:25文化洞トンネル〜9:00-9:05毛無山〜10:45-50十二ヶ岳〜11:50-12:00節刀ヶ岳〜12:40-50鬼ヶ岳〜13:40-45鍵掛峠〜14:55相場民宿バス停の1日です。
いつものように前夜発で道の駅にて小宴会して車中泊する。“道の駅かつやま”は静かで良い。
朝起きると天気はいまいちである。予報では快晴なんだけどな〜っと登山口の文化洞トンネルに向かう。
ここに到着すると雹が降り始める。なんだか不穏な幕開けであるが、ちゃつちゃと準備して登り始める。(晩秋)
最初のピーク毛無山につくと、そこは一面雪の中でガスがかかっている。(初冬)
ここから稜線沿いに十二ヶ岳に向かう。アイゼン着くけるほどではなく核心部の吊橋が掛かるコルに向かう。
底が見えない下りに着く。ここから核心部であるが下降点の道は凍っているが、しっかりしたロープがあるので安心して下れる。
コルに出ると写真でよく見る吊橋が掛かっている。しっかりしているがアルミ製なのでかえって雪ですべる。
ボルトを踏みながら慎重に渡れば滑らずに渡ることができる。
これからの登り返しはアイスバーンで一番緊張した。ここはアイゼンを着けるべきだったが良い訓練になった。
登り切ってしばらく行くと十二ヶ岳山頂に到着する。ここからは安心して歩ける登山道になる。
途中分岐から節刀ヶ岳をピストンするが、ここは完全に冬山になっており膝下ラッセルになる。(真冬)
鬼ヶ岳手前の稜線にさしかかるとガスが晴れて視界開ける。歩いて来た縦走路や富士山が見えテンションも上がる。
鬼ヶ岳山頂からは富士山や南アルプスの山々が見えしばし景色を楽しむ。
稜線沿いに鍵掛峠に向かいそこから相場集落に下山する。(小春日和)
今回の縦走は晩秋から初冬・真冬・小春日和と季節がめまぐるしく変わるを体感できる山行であった。
吊橋が掛かるコルに下る。 |
十二ヶ岳の吊橋。 |
毛無山から十二ヶ岳の縦走路。 |
鬼ヶ岳▲1,738m山頂です。 |
鬼ヶ岳山頂から見る富士山。 |
鍵掛峠に向かう縦走路。 |
2012.12/08(土) 天気:晴れ
愛鷹山登山をしてきました。
メンバー:N氏・Appleの2人パーティ。 装備:特になし
今回の登山行程は、早朝発車で常磐道=首都高=東名高=御殿場IC=R469=十里木高原Pまで入る。
10:30十里木高原P〜11:40馬の背〜12:45-50越前岳〜13:40-50馬の背〜14:25十里木高原Pの1日です。
富士山をじっくり見てやろうということで富士山を一周しながら遊ぶ計画をする。
前夜発のつもりが仕事が終わらず早朝発になる。これが裏目に出て十里木から愛鷹山登山口へのバスに間に合わず乗れなかった。
次のバスは昼ごろになるので、今回はピストンで登る行程に変更となる。風が強いので縦走はキツかったかもしれない。
風は強いけど静かなのんびりハイキングである。普段は人が沢山登っているらしく登山道は歩きやすい。
七合目くらいから雪が出てくる。たいした雪ではないのだが、ずいぶん踏まれたらしくアイスバーンになっている。
ま〜すべるすべる甘く見てアイゼン持ってきてないので、とてもいいスケート訓練になった。
山頂に着くと富士山は雲の中で見えず、強風のため休憩することもなく記念写真を撮って下山する。駿河湾が絶景だったかな。
途中風の無い良い休憩場所がないので笹原近くまで下ってやっとランチにする。
なんだかお散歩のような登山だったが、まこんなもんでしょう。
風呂を探しながら、前から泊まってみたかった朝霧高原ジャンボリーキャンプ場へ向かう。
着いてみると広大なキャンプ場である。しばし場内を探検した後粉雪が舞う中テントを設営して宴会開始する。
恵比寿ビールで乾杯し銘酒花泉をいただく。肴は北海道産ししゃもの丸干し山盛りと地鳥の薫製。〆は道の駅で調達した地元のほうとう鍋です。
ここから富士山を眺めながらキャンプは最高です。のんびり過ごした後富士山を一周して帰路につく。
十里木高原登山口から登山道を見上げる。 |
登山途中の展望台付近から見た富士山。 |
愛鷹山(越前岳)▲1,504m山頂です。 |
山頂から駿河湾が一望できます。 |
キャンプ場からの見た朝焼けの富士山。 |
広大な朝霧高原ジャンボリーキャンプ場。 |
2012.10/25(日) 天気:晴れ
信濃 男山ダイレクト〜天狗山登山をしてきました。
メンバー:ガストン親方・Sak氏・Appleの3人パーティ。 装備:ザイルφ8.5×50m 2本
今回の登山行程は、前夜発車でR125=R50=北関東=関越=上信越道=佐久IC=R141=R140=南牧村コンビニPまで入る。
7:45男山登山口〜8:30-40取付分岐〜9:45岩稜取付〜11:50-12:15男山〜13:45-14:00天狗山〜15:00ゴルフ場〜16:00-05川上村道〜16:30男山登山口までの1日です。
男山のダイレクトルートが出来たらしい。じゃ〜さっそく行ってみるべ〜っとパーティを組む。
前夜に筑西市役所P集合し一路佐久をめざす。そして沿道のセブンイレブンにて買出しをし駐車場で宴会を始める。そんでもっていつものように車中泊。
今日も爆睡して目覚めは最高!取付きまではガストン親方の案内でドンピシャで到着する。
男山登山口との表示板がありフェンスの隙間より入山する。林業の仕事道をてくてく歩き、このへんかなという所で沢のほうへ下る。
小さな沢を徒渉して落葉の積もる斜面を見当つけて登るがだいぶ右の尾根に行ってしまい、途中から左へ大きくトラバースする。
ダイレクトルートへ行く尾根らしきにぶつかったら上に向かって登る。しばらくすると薮の中に岩稜が出てくる。
最初の岩は右より巻いてすこし登ると取付きの岩壁に出る。ここでハーネスを着けて登攀を開始する。
1ピッチ目はホールドはガバで登りやすい。そのまますんなり真上へ向かう。
2ピッチ目もやはりガバで登りやすい。途中から左チムニーへ回り込み上へ向かう。
3ピッチ目はベリーショートであっというまに終わる。
4ピッチ目が核心部なのだが最初だけ難しくあとは簡単です。ほぼ直登です。
天気に恵まれ風もなく快適な登攀が出来たぁ。眼下には紅葉の山並みが見えいい眺めである。後は岩稜尾根をノーザイルで登り男山山頂へ。
男山の看板を掲げて良い記念撮影をし行動食のパンを一つほおばる。
ハーネスを外して稜線を天狗山に向かって縦走する。ここが意外長かった。
山頂直下は急登であえぎながら登る。視界が開けると天狗山山頂に到着する。ここでパンをもう一つほうばる。
このまま峠道に縦走すると車までかなり遠くなるので、ゴルフ場に向かって下山することにする。
登山道はあまり人が歩いて無く踏み跡もかすかに分かる程度である。
転げ落ちそうな急坂を下り、薮をかき分け、柵をこえてヘロヘロになって車道に出る。
的確なルートファインディングをし装備と技術があれば、どのようなルートでも行けるのだ。
ここが今日の第二の核心部であったのは間違いない。
それにしても大の大人が3人、パン2個食べて一日山歩きするなんてご苦労なこってす。
男山ダイレクトルート取付き基部。 |
男山ダイレクトルート1ピッチ。(V級) |
男山ダイレクトルート2ピッチ目。(V級) |
男山ダイレクトルート4ピッチ目。(W級-) |
登攀途中から男山を望む。 |
男山ダイレクトルート登攀を終えて。 |
ザイル収納。 |
岩稜尾根をフリーで歩く。 |
男山▲1,851m山頂です。 |
男山直下の縦走路から天狗山を望む。 |
天狗山▲1,882m山頂です。 |
薮漕ぎ柵越え下山して赤面山南壁前の車道にでる。 |
2012.10/25
私の趣味である「楽しむ登山」や、「野外活動」を紹介するページです。